8月9日に苫小牧市勇払地区で計画されている勇払伝統芸能「千人隊踊り」のパレード(実行委員会主催)に向け、苫小牧勇払中学校(渡部秀樹校長、41人)の全校生徒が25~27日の3日間、踊りの練習を行った。生徒たちは勇払芸能保存会の会員の指導を仰ぎながら、本番に向けて踊りの細部を確認していた。
郷土の伝統芸能を継承し、広めよう―と同校は毎年とまこまい港まつりのポートカーニバルで踊りを披露しているが、2020、21年と港まつりが中止。今年もポートカーニバルは中止となったが、絆を絶やさないように―と勇払自治会がパレードの開催を提案。5月ごろ、同校に協力を求めた。
生徒たちは「総合的な学習の時間」の授業内で練習。25日に映像で踊りを確認して振り付けを覚え、26、27日は保存会のメンバーから足の上げ方や手の動きを教わった。26日は、保存会の7人が講師として参加。「北海の千人隊」の音楽に合わせて円になって練習したり、2列になって行進したりしながら踊った。
隊長の3年橋畑佑さん(15)は「伝統を受け継ぎたいと強く思い、隊長に立候補した。パレードを見てくれる人がすごいなと思う踊りを見せたい」と意気軒高。保存会の本田健吾会長(84)は「生徒たちは立派に覚えていて安心した。(本番では)めりはりの利いたテキパキした動きをお願いしたい」とエールを送る。
同校によると、8月9日は保存会が用意した衣装を着用し、午前9時45分に苫小牧署勇払駐在所をスタート。セイコーマートゆうふつ店までの約500メートルの道のりを練り歩くという。
















