苫小牧署管内で自動車が盗まれる被害が相次いでいる。今年上半期(1~6月)の自動車盗難認知件数は15件で、2021年の年間3件をすでに上回っている。
同署によると、中古車販売業者の集積所からの盗難が目立つといい、キーを車内で保管していることが原因とみられる。同署刑事3課の田中康紀課長は「キーはまとめて事業所で保管してほしい。バッテリーを外しておくことも対策になる」と注意を促す。
ドライバーも注意が必要だ。エンジンをかけたまま車を離れることも被害を誘発する。田中課長は「コンビニエンスストアで買い物している時間に盗まれ、乗り捨てされる事案もある。少しの時間も油断しないで」と呼び掛ける。
一方、ナンバープレートが盗まれる被害も相次いでおり、多くが盗難車に付け替えるのが目的。今年上半期の「部品狙い」の認知件数は21年の12件を大きく上回る23件で、ナンバープレート盗難が大半を占めるという。
ナンバープレートの再発行に掛かる費用はタイヤなどに比べ安価なため、ナンバープレートの盗難を防止する用品は市販されておらず、対策は難しいのが現状。人の動きに反応して照明が点灯するセンサーライトの設置など、車上狙いと同様の対策が有効となる。田中課長は「できることは限られているが、車庫があれば中に入れることを徹底してほしい」と話している。
















