新日本海フェリー苫小牧支店は25日、従業員対象の普通救命講習を厚真町の周文フェリーターミナルで行った。従業員16人が受講し、AED(自動体外式除細動器)の扱い方や心肺蘇生法などについて実技で学んだ。
胆振東部消防組合の署員が講師を務め、従業員は傷病人の発見から救急隊につなぐまでの一連の流れを、1人ずつ人形を使って疑似体験した。
胸骨圧迫では「両肘を真っすぐに伸ばし、手の付け根の部分に体重を掛け、真上から垂直に傷病者の胸が約5センチ沈むまでしっかり圧迫して」と説明を受けて取り組んだ。体験時に疲れをにじませる人もいて、受講した安藤寧々さん(20)は「人工呼吸の時の気道確保が難しかった」と振り返った。山川純平さん(30)は「実際に体験し、いざという時にできる自信がついた」と話した。
同社では新型コロナウイルス流行前の7割近くまで利用客が回復しており、傷病者を確認した際の対応力向上のために講習を企画した。自身も受講した萩田純也苫小牧支店長は「継続して取り組み、お客さまの安全、安心につなげたい」と力を込めた。
















