全教科で全国平均下回る 小、中学校とも改善傾向 学力テスト

全教科で全国平均下回る 小、中学校とも改善傾向 学力テスト

 道教委は29日、道内の小学6年生と中学3年生を対象に国語、算数・数学、理科の3教科で実施した2022年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。北海道は小学校、中学校とも全ての教科で全国平均を下回ったものの、小学校では全国との差が縮まった。小学校の理科、中学校の国語と理科は、全国とほぼ同水準になるなど改善が見られた。

 道内の小学校の平均正答率は、国語64・4%、算数61・1%、理科62・9%で、全国平均をそれぞれ1・2ポイント、2・1ポイント、0・4ポイント下回った。中学校は国語68・6%、数学48・9%、理科49・0%で、同じく全国平均を0・4ポイント、2・5ポイント、0・3ポイントそれぞれ下回った。

 児童生徒への質問紙調査では「自分で考え、自ら取り組んだ児童生徒」は小学校、中学校とも3割と全国とほぼ同様。パソコン・タブレットなどICT(情報通信技術)機器の授業場面での活用状況では、「ほぼ毎日」と回答した割合が全国に比べ小学校で3・8ポイント、中学校で1・3ポイント高かった。

 調査は4月19日に実施され、道内では小学校958校、中学校577校の計1535校、約6万7250人の児童生徒が参加した。

 道教委の倉本博史教育長は「子どもたちが確かな学力を身に付け、自分のよさや可能性を伸ばすことができるよう、ICTの活用を含めた授業改善や学校、家庭、地域の連携協働による望ましい学習・生活習慣の確立、少人数学級編成制の拡大、小学校高学年における教科担任制の推進など学力向上の取り組みを引き続き進めていく」とのコメントを発表した。

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