沢田愛里(札幌市)が2大会ぶりに栄冠に返り咲き。「優勝できてうれしい。良い走りができた」と笑顔で語った。
6連覇まであと一歩だった前回大会は惜しくも2位。悔しさをバネに迎えた今大会は満足のいく内容で終えた。気温が高い方が得意という沢田は「最高の天気だった。予想以上にスイムから調子が良くてそのままの勢いで突っ走った」と振り返る。
量より質にこだわった練習を繰り返し、万全のコンディションに仕上げてきたた。「練習はかなりきつかったけど、レースを終えて生きているなと実感できて楽しかった」と話した。
競泳の経験を生かしたい―と22年前から競技に励み、自身初のレースが同大会だった。今大会で一区切り。「育ててもらった思い出の大会。最後に優勝で終えることができて幸せ」と満足げに話した。

















