静川遺跡の環境を整備 苫小牧縄文会がボランティア活動

静川遺跡の環境を整備 苫小牧縄文会がボランティア活動
草刈りに励む苫小牧縄文会の会員たち

 苫小牧縄文会(矢野嘉一会長)は7月30日、苫小牧市静川の国指定史跡「静川遺跡」で草刈りなどの環境整備ボランティアを実施した。専門家を講師に迎えた見学会も開き、遺跡の重要性を再確認した。

 縄文時代には珍しい環濠(かんごう)集落が発見された静川遺跡は、1987年に国の指定史跡となった。現在は埋め戻されて実物を見ることはできないが、意義を伝える看板が設置されている。

 同会は会が発足した翌年の2006年から、環境整備を継続。この日は会員17人が手分けし、鎌や草刈り機で雑草を刈り取った。遺跡周辺を囲む柵に張られたロープも、古くなった物は交換した。

 作業前には、遺跡の発掘調査に携わった元苫小牧市美術博物館学芸員の赤石慎三さん(68)の解説に耳を傾け、歴史的な価値を学んだ。

 矢野会長は「机上で話を聞くよりも遺跡を見て学んだ方が、より深く実感しながら縄文時代について学べるはず」と強調。「私たちの活動は、遺跡があることがモチベーションになっており、この文化資源をこれからも大切に守っていきたい」と力を込めた。

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