苫小牧市しらかば町にある温泉施設「天然温泉しらかば温泉湯」が9月25日を最後に閉店することが分かった。2005年の開業以来、温泉ファンや地域住民に愛されてきた施設だが、燃料費など経費の上昇で経営が厳しくなったという。同施設は近く、来館者への告知を始める。
施設内には大浴場や露天風呂、サウナなどがあり、多くの人に利用されてきた。フィンランド発祥のサウナサービス「ロウリュ」を導入したり、16年に施設を全面的にリニューアルしたりと、来館者の満足度を高める取り組みに努めてきた。また、絵画展やコンサートを開催するなど、文化的な事業にも力を入れてきた。
一方、世界情勢を背景とした燃料価格の上昇など、コスト高が経営を圧迫。多額な費用が掛かる施設の老朽化対策がいずれ迫られることも考慮し、閉店することを決めた。
施設を運営するコア電子(札幌市)の遠藤政志社長は「地域に支えられてきたが、苦渋の決断に至った」と話している。最終日まで午前10時~午後10時の時間で営業を続ける。
















