熱中症救急搬送 7月は12件 苫小牧市消防本部「作業、運動時マスク外して」

熱中症救急搬送 7月は12件
苫小牧市消防本部「作業、運動時マスク外して」

 苫小牧市消防本部のまとめによると、今年、市内で7月末までに熱中症の疑いで救急搬送された人は12人で、前年同期の34件を大幅に下回った。5~6月の搬送はゼロで、最高気温が28・4度まで上がった同3日が5人と最も多かった。この夏の市内は、30度を超えた日は数日で過ごしやすい日が続いてはいるが、同本部はマスク着用時の注意と合わせて予防を呼び掛けている。

 同本部によると、重症化したケースはなく、10歳未満と70代を含む3人が最大2週間の入院が必要となる中等症の診断を受けた。過去5年間の搬送者を年代別に見ると、60歳以上が52~57%と半数以上を占めており、高齢者は特に注意が必要。同本部救急課の上野泰範課長は「高齢者は暑さを感じにくいので小まめに水分を取り、体調管理を徹底してほしい」と訴える。

 また、新型コロナウイルスの感染対策で着用するマスクは、場所や状況によって外した方がいい場合もある。厚生労働省のガイドラインによると、屋内でも人との距離を2メートル以上確保でき、会話をしない場合は着用する必要がない。上野課長は「着用時は大きな負荷が掛かる作業や運動は避け、喉が渇く前に水分補給を」と注意を促す。

 熱中症対策には気温と湿度、放射熱を基に計算される暑さ指数(WBGT)が参考になり、市のホームページでも実況と2日後までの予報を見ることができる。上野課長は「湿度が高いと発汗能力が弱まるので、指数も参考にしながら暑さ対策をしてほしい」と話している。

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