22年上半期の人身事故 15件減の201件 苫小牧署管内

22年上半期の人身事故 15件減の201件 苫小牧署管内
民家の塀を突き破り、壁に激突した乗用車。ドライバーの高齢男性が死亡した=6月、苫小牧市澄川町

 苫小牧署管内で2022年上半期(1~6月)に発生した人身交通事故は、前年同期比15件減の201件だった。負傷者は12人減の238人、死者数も3人減の1人にとどまっているが、マイカーでの外出機会が増える季節を迎え、同署はスピードダウンやシートベルトの全席着用の徹底などを呼び掛けている。

 死亡事故は、6月に苫小牧市澄川町で起きた乗用車が民家に突っ込む単独事故1件のみ。高齢ドライバーに多いアクセルとブレーキの踏み間違いが事故原因とみられ、運転していた70代男性が亡くなっている。

 人身交通事故を累計別に見ると、人対車が10件減の14件、自転車対車が9件減の20件にとどまった一方、車両同士の事故は追突が7件増の72件、正面衝突も7件増の9件と増え、車両単独事故も3件増の7件だった。

 過失の重い「第1当事者」は年齢別に見ると、65歳以上の高齢者が全体の約25%を占めた。同署交通1課の伊藤昌彦課長は「高齢ドライバーによる一時停止の見落としなどに起因した事故が目立つ」と指摘。「少しでも不安に感じたら警察に相談し、免許返納を検討してほしい」と話す。

 シートベルトの全席着用の重要性も強調。警察庁のホームページによると、後部座席シートベルト非着用時の致死率は着用時に比べ、高速道路で約19・4倍、一般道で約3・5倍まで高まるという。

 伊藤課長は「シートベルトをしていれば助かったとみられる事例も多くある。命綱として着用を徹底してほしい」と呼び掛けている。

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