10日に発足した第2次岸田改造内閣。岸田文雄首相は新型コロナウイルス感染拡大や物価高など「難局突破」のための内閣と位置付ける。閣僚の顔触れをどう受け止め、新体制に何を望むか、苫小牧市民に聞いた。
はまなす町の会社員伊藤秀夫さん(67)は「大臣経験者、若手、女性のバランスが取れ、安定しているように感じる」と評価。「コロナやロシアのウクライナ侵攻など抱える問題は多いが総理を中心に聞く耳を持って、前向きに取り組んでもらいたい」と期待を込めた。
美原町に住む看護師の小川典子さん(38)は「今までと変わらないように見える。あまり期待していない」としながらも、「子どもがいるから、子育てに関する支援をもっと充実させ、育てやすい環境を整えてほしい。それからコロナ対策を迅速に行い、専門家や現場の声を反映させた策を立ててほしい」と注文を付けた。
2人の子どもを育てる汐見町のパート従業員橋本由衣さん(36)は「物価が何でもどんどん高騰する上、増税までされたらどうしようと不安でたまらない」とため息。「新たな内閣には、物価高騰対策や地方も活性化するような経済対策を速やかに進めてもらいたい」と力を込める。
岸田首相が人選に当たり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係も考慮したとされる点について、のぞみ町の会社員浅野徹也さん(44)は「関係がある閣僚を外したように見えるが、問題があるならきちんと追及するべき。逆に、問題がないなら、ないと言った方がよい」と指摘。「もやもやが残る。岸田首相は何をやっているのかよく分からず、閣僚の顔触れも正直ぴんとこない」と首をかしげた。
新明町の主婦高橋承子さん(68)も「若手登用やサプライズもほとんどなく、代わり映えしない感じだ。『旧統一教会問題の点検と見直し』をどこまで行っているか分からない。信用も期待もできない」と批判した。
















