反戦と平和 朗読で訴え 花音の会とピッピ文庫 戦争つづる絵本や詩披露

反戦と平和 朗読で訴え
花音の会とピッピ文庫 戦争つづる絵本や詩披露
日本の戦争を描いた絵本を朗読する上田さん(左)

 苫小牧市内の朗読サークル花音の会(石山ひろ子代表)と私設文庫「ピッピ文庫」(柏木町)が10日、「あの日のことを絵本と朗読で語る会」を市立中央図書館(末広町)で開き、日本の戦争を知る世代が残した絵本などを通じ、反戦と平和の大切さを訴えた。

 初の共同企画で、市民ら約10人が来場した。石山代表(80)や、同文庫を運営する上田正一さん(73)らが、脚本家の向田邦子さんや作家の野坂昭如さん、戦史研究家の半藤一利さんが自らの戦争体験に基づき、つづった絵本や童話、エッセイを次々と朗読。作品は主に、平穏な日常が戦争で変わっていく怖さに踏み込んだ内容で、来場者も聞き入っていた。

 最後に、今年6月の沖縄全戦没者追悼式で、7歳の少女が発表した詩「こわいをしって、へいわがわかった」を石山代表が優しく語り聞かせた後、「一緒に読みませんか」と会場に呼び掛け、唱和する一幕もあった。苫小牧市豊川町から訪れた女性(71)は「反戦への思いが伝わってきて、子どもたちにもっと聞いてほしいと思った」と心を動かされた様子。上田さんや石山さんは「できれば継続したい」と話した。

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