盆の入りの13日、苫小牧市内の墓地には花や果物を手にした墓参りの家族連れらが続々と訪れた。墓石に丁寧に水を掛けたり、線香を手向けるなどして故人をしのぶ光景が広がっていた。
上空を覆った厚い雲の合間から時折日差しが差し込んだ午前中、高丘霊園(高丘)には市内外から車の到着が相次いだ。
「思ったよりも暑い」といった声が霊園のあちこちから聞こえる中、家族連れらは墓周辺の雑草を取り除くなどして清掃後、盆菓子などを供えていた。
3世代で合掌した市内春日町の主婦阿部秋子さん(73)は、今年他界した夫や先祖が眠る墓を見詰め「毎年13日に家族そろって来ている。夫におかえりと伝えた」と語った。
家族6人で訪れた市内美園町の主婦深津明子さん(68)は、今年初めて孫の恵麻ちゃん(2)も参加して墓参り。「先祖も喜んでいるのか、(火を付けた)線香の減りが早い」とほほ笑んだ。
この日の正午までの最高気温は24度(午前11時43分)。日本気象協会によると、14日の苫小牧方面は、午後を中心に晴れ間が出るが、15日から16日には雨が降る恐れがあるという。
















