苫小牧労働基準監督署は、管内(東胆振1市4町と千歳市)で起きた労働災害事故から予防ポイントを伝える「安全衛生リーフレット」の発行を先月から始めた。建設、港湾、運送などの団体に配布する他、北海道労働局ホームページの「苫小牧労働基準監督署からのお知らせ」の項目から閲覧、印刷できる。
7月発行の第1号は今年1~6月末に管内で報告を受けた労働災害301件を分析した。
動力運搬機を使用中の労災事故が36件に上ることを指摘した上で、多くを占めるトラック、フォークリフト、コンベヤーの事故の特徴に触れ、それぞれ防止対策を示した。トラックは荷の積み下ろし中に荷台から転落する事故が多いとし、▽荷台の端付近で背を外側に向けない、後ずさりしない▽防護用の帽子を着用する―など5項目の対策を紹介した。
リーフレットは原則、毎月発行予定で、各月に公表している労災発生状況のデータを補足する内容を目指す。同労基署は「統計では見えてこない問題点を紹介することで、各自の対策につなげてもらえたら」と期待を込める。



















