千歳市花園のサケのふるさと千歳水族館は13日、特別講演会「北海道のカメの生息の実際のところ」を催した。北海道爬虫両生類研究会副会長の徳田龍弘氏が、集まった30人の来館者にカメの生態や外来生物法を分かりやすく説明した。
今月28日まで開かれている夏季企画展「え? そうなの? 知って驚く外来生物」の関連イベント。徳田氏は、北海道にはウミガメを除き本来はカメがいないこと、池や沼にすむカメは人が持ち込んだり、飼育を持て余して捨てられた外来種であることなどを紹介。「北米原産のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)やユーラシア大陸原産のクサガメが代表的。カメは子どものうちは昆虫やエビなどを食し、成長すると水草を食べる」とし、植物に産卵する動物やレンコンの農業被害を説明した。
土や池が凍る北海道の自然環境では難しいものの、本州では越冬も可能と指摘。外来生物法で特定外来生物に指定されたミドリガメは今後、輸入や販売、屋外に放すことが禁止になることから、「既にいるミドリガメの飼育や譲渡は規制されない。飼えなくなっても絶対に外に捨てずに飼い主を見つけて」と呼び掛けた。
















