戦没者追悼の音響く 不退寺で平和願い鐘突き

戦没者追悼の音響く
不退寺で平和願い鐘突き
恒久平和を願って鐘を突く新保住職と孫の宗寿君=15日正午ごろ

 77回目の終戦記念日を迎えた15日、苫小牧市ウトナイ南の真宗大谷派不退寺(新保宗之住職)で「平和の鐘突き」が行われた。地域住民ら約40人が集まり、戦没者の冥福や恒久平和を願いながら鐘の音を響かせた。

 1945年8月15日に昭和天皇による玉音放送があった正午に合わせ、新保住職(65)と孫の宗寿君(9)が鐘を突き、全員で合掌。この後、参列者も1人ずつ、鐘を打ち鳴らし、世界平和を祈った。

 宗寿君は3月に東本願寺で仏門に入る「得度」を行い、初めてけさ姿で参加。テレビで見たロシアのウクライナ侵攻のニュースに触れ、「国同士が戦って、人がいっぱい亡くなってしまう戦争は嫌だ。世界から無くなってほしい」と願った。

 鐘突きは戦争の悲劇を忘れず、平和への誓いを新たにする行事として、同寺に鐘楼堂(しょうろうどう)が建立した2016年から続けている。

 新保住職は「毎年、参加してくれる人もいる。恒久平和を願いながら長く続けていきたい」と話している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る