函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の貿易概況によると、2022年上半期(1~6月)の輸出入総額は前年同期比6・4%増の121億9000万円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いているが、輸出、輸入いずれもプラスで、上半期としては3年ぶりに前年実績を上回った。
輸出は同1・8%増の92億7700万円。電気機器が2・9倍の18億円と好調で、印刷回路が中国向け6・7倍、香港向け14倍、台湾向け2・3倍など。一方、魚介類や同調製品は33・5%減と振るわず、中国向け活ホタテ、香港向け乾燥ナマコなどが前年実績を下回った。
輸入は24・7%増の29億1400万円。前年実績を大きく上回った品目は、電気機器が約1・9倍の9億5500万円、金属製品が2・3倍の1億2800万円、輸送用機器が3倍の9200万円など。米国からの航行用無線機器、ドイツからの自動車用ブレーキなどが増えた。
ただ、コロナ流行前の19年上半期と比べると、輸出入総額は73・1%減、輸出は47・7%減、輸入は89・5%減と大幅に落ち込んでいるのが現状。国際線の定期便ゼロが続いた影響で、同支署は「7月に国際線が再開したばかりで、すぐに大きな回復は難しいと思うが、今後直航便が増えれば回復も期待される」と見通している。
6月分輸出入総額は、前年同月比0・9%減の16億5900万円で、2カ月ぶりに前年実績を下回った。内訳は、輸出が同0・5%増の13億200万円で2カ月連続プラス、輸入が同5・6%減の3億5700万円で3カ月ぶりのマイナス。入港機は18機、入国者は2カ月ぶりにあり、チャーター便で3人だった。
















