学校の災害備蓄品点検 苫小牧市 避難所運営手順も確認

学校の災害備蓄品点検
苫小牧市 避難所運営手順も確認
発電機の稼働をチェックする市職員=16日、光洋中学校

 苫小牧市は今月上旬から、避難所に指定された市内各学校の備蓄品の点検作業を進めている。併せて、各避難所の運営に携わる職員の参加も促し、実際の現場で手順などを学ぶ機会に生かしている。

 備蓄品の点検は学校の夏休みに合わせて毎年実施しており、今年度は8~23日、市内小中学校や高校、大学など指定避難所44カ所の備蓄庫を巡る計画。数年前から、夜間や休日などにドアの鍵を持って駆け付ける「災害時地域指定職員」や避難所の開設、運営に携わる「避難所職員」にも参加を呼び掛け、実施している。

 16日は職員5人が光洋中学校を訪問。津波による浸水を想定し、3階教材室に保管されたマットや子ども用おむつ、非常食や水などの備蓄品について、個数や状態を一つずつ丁寧に確認した。新型コロナウイルスの感染対策として、プラスチック製ガウンなどの資材も追加した。

 一方、地域指定職員などは預かっている鍵で実際に学校ドアの開閉を行い、危機管理室職員から備蓄品の保管場所や無線の使い方などの説明を受けた。ガソリン燃料の発電機については、普段入れたままにできないガソリンを持ち寄り、ガス缶燃料の発電機と合わせて、正常に稼働するかを確かめた。

 同校の地域指定職員として参加した観光振興課の杉山瑠惟さん(29)は「実際に見て、確認できて自信になった。学校の先生にあいさつできたのもよかった」と話していた。

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