「夢を持つことが大事」 女子アイスホッケー 久保英恵さん 母校苫工高で講演

「夢を持つことが大事」 女子アイスホッケー 久保英恵さん 母校苫工高で講演
「アイスホッケーは私の人生そのもの。たくさんの出会いがあった」と久保さん

 苫小牧工業高校出身で、アイスホッケー女子の日本代表として冬季五輪に3度出場した久保英恵さん(39)が19日、母校で講演した。全校生徒670人に「つらいときがあるからこそ今がある。悔いのない人生を歩んでほしい」と夢を持ち続ける大切さを伝えた。

 久保さんは4歳でアイスホッケーを始め、五輪出場の夢を描くも、当時の日本代表は予選敗退続きで出場機会を得られないまま2010年に1度引退した。サッカー女子日本代表の活躍に刺激をもらったり、日本アイスホッケー連盟副会長(当時)の説得を受けたりして1年半後に復帰。その後は「氷上のスナイパー」の異名で女子アイスホッケー界をけん引し14年ソチ、18年平昌、22年北京五輪に連続出場するなど活躍し、北京五輪後に現役を退いた。

 00年度に同校の工業化学科(当時)を卒業した久保さんは「応援してくれる人のサポートがあったから、はい上がれた。(五輪出場の)夢をかなえられたときは涙が止まらなかった」と回顧。結果を出したい―との思いで必死に五輪に挑んだといい「夢は持ち続けることが大事」と訴えた。

 講演後には、恩師からのビデオレター上映や花束贈呈を実施。生徒らは世界で活躍した久保さんを拍手でたたえた。

 2年の上野葉夕さん(17)は「強い女性で尊敬する」と感激した様子。3年のアイスホッケー部主将、堀内駿さん(18)も「1度挫折したのに夢をかなえているのがすごい。自分たちも今年は全国優勝を目指したい」と目を輝かせていた。

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