苫小牧開成中学校(細部善友校長、生徒数110人)は24日、全教員12人を対象にLGBTQ(性的少数者)についての研修会を校内で開いた。性的マイノリティーの支援などを行う団体「SOGI―Mamii’s」(事務局・札幌市)の高橋愛紀さんが講演した。
来年度から同校でズボン・スカートを選択できる新制服が導入されることもあり、性の多様性を知り、最新の知識を身に付け学校教育に取り入れることを目的に開催した。
高橋さんは、自身の子どもが出生時の性と自認する性が異なるトランスジェンダーをカミングアウトした経験を語り、性的指向と性自認について説明。性的マイノリティーに対して、教育現場でどう配慮できるかなどを解説した。
講演の後、教師たちは三つのグループに分かれ、ジェンダーバイアス(性別に基づく固定観念)が現れる場面などについて話し合った。
講師の高橋さんは、子どもに女の子らしい服装を押し付けてしまったことを反省し、「本人の意思をよく聞いてからどう支援していくかが大切」と述べた。
養護教諭の久保明日香さん(37)は「LGBTQの基礎知識は知っていたが、保護者の内面を知る機会はなかったため勉強になった」と話した。
















