菅原向陽(明倫3年)―中学弓道全国大会で2位 「高校でVに再挑戦」

菅原向陽(明倫3年)―中学弓道全国大会で2位 「高校でVに再挑戦」
賞状を手に2位入賞を喜ぶ菅原

 第19回全国中学生弓道大会・JOCジュニアオリンピックカップ大会(8、9日、名古屋市)の男子個人戦で、苫小牧市の菅原向陽(明倫3年)が2位に入賞した。中学最終学年の全国大会で結果を出し、有終の美を飾った。

 菅原が出場した個人戦には43人が出場。予選通過の11人で競った決勝は、外した選手から脱落していく射詰め競射。1本目で3人が脱落すると、2本目を終えて残ったのは菅原を含めて3人。3本目を外して回った2、3位決定戦の遠近競射(的の中心に近い方が勝ち)で勝ち、2位に食い込んだ。

 昨年の同大会(コロナで通信大会)では無念の予選落ち。今回は予選、決勝とも「緊張したけど、調子は良かった。練習通りできた。自分を信じて臨めた」と冷静だった。

 2位の成績にはうれしさの半面、優勝できなかった悔しさも大きいという。今後の目標は高校進学後の各大会。「インターハイなどの大会で優勝を目指す」と切り替えた。

 このほか、同大会には苫小牧から男女団体、女子個人戦にも出場しているが、いずれも予選敗退だった。

 苫小牧勢の上位は、13回大会(2016年)女子個人で神田すみれ(苫東3年)が2位に入って以来の好成績という。

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