JA北海道中央会の小野寺俊幸代表理事組合長は、8月31日の記者会見で主要作物の作況を説明した。「収穫を終えた小麦をはじめ、作況はすべて平年並み」とする一方で「8月に入り局地的大雨があり、一部地区で畑が冠水、ハウスにも雨が入った」と述べ、被害が全道で150ヘクタール、冠水ハウスが90棟に上ることを明らかにした。
道内では、バレイショ、タマネギが収穫期を迎え、ニンジンとブロッコリーも収穫の真っ最中。「畑の一日も早い回復、収穫の無事を願っている」と語り、台風の接近に「収量への影響が懸念される。注視して作業を進めたい」と述べた。
7月末時点の乳製品の在庫状況は、脱脂粉乳が前年比111・6%増の9万9600トンで、在庫量は8・3カ月分。バターは4万1000トンで同97・5%増、同5・9カ月分。ホクレン農業協同組合連合会の篠原末治代表理事会長は「脱脂粉乳の在庫量は過去最高。生産資材高騰も経営を圧迫し、深刻な状況だ」とした上で、「11月の飲用乳価引き上げは決定しており、現在乳製品向けの協議を継続中。これまで積み上げてきた酪農生産基盤を毀損(きそん)しないよう交渉を取り進めたい」と語った。
















