地震への備え再確認 防災の日 北海道シェイクアウト 苫小牧 35機関・団体参加

防災頭巾で頭を守る園児=1日午前10時15分ごろ、苫小牧ふたば幼稚園

 大規模地震を想定し、自分の身を守る行動を取る訓練「北海道シェイクアウト」(道主催)が防災の日の1日、道内各地で行われた。道危機対策課によると、苫小牧市内では、学校や事業所、高齢者施設など35機関・団体から計5532人が参加。独自の避難訓練を実施した幼稚園もあり、それぞれが非常時の動き方を再確認した。

 シェイクアウトは、自らの命を守る行動を確かめる訓練。具体的には揺れの間、▽姿勢は低く▽頭を守る▽動かない―という三つの自助行動を実践する。

 「地震が発生しました。安全な場所を探してください」―。苫小牧市は午前10時、本庁舎でシェイクアウト訓練開始を伝える庁内放送を流し、来庁者にも参加を呼び掛けた。多くの職員が1分間、自身の机の下に潜るなど、速やかに身を守る行動を取った。

 市危機管理室は「胆振東部地震が起きた9月に、地震の備えを確認する訓練は意義深い。今後も継続的に取り組んでいきたい」と述べた。

 王子町の幼保連携型認定こども園苫小牧ふたば幼稚園(亀井和夫園長)も午前10時すぎに地震を想定した避難訓練を行い、園児ら約200人が参加。揺れが続く間は安全確認を優先することにしており、園児たちはまずは防災頭巾や毛布などで頭を守り、身をかがめるポーズを取った。

 その後、園内放送で避難指示が出ると、黙々と早足で園庭に向かった。

 渡部麻子副園長は、避難時の注意点「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない」をしっかり守るよう改めて強調。園児らは「はい」と元気よく答えていた。

 年長組の菅原叶翔君(5)は「防災頭巾をすぐにかぶりみんなで逃げたので、怖くなかった。おしゃべりもしなかった」と振り返った。

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