市内の浜辺で 清掃活動 苫小牧友の会 海洋プラごみに理解深める

市内の浜辺で 清掃活動 苫小牧友の会 海洋プラごみに理解深める
海岸清掃に取り組む苫小牧友の会の会員

 苫小牧友の会(林久美子代表)は、海洋汚染の原因の一つとされる海洋プラスチックごみに理解を深めるさまざまな取り組みをしている。海岸清掃はその一つで、会員たちは月1回、市内の浜辺でプラスチックごみの回収をしている。

 海洋プラスチックごみは、ビニール袋やペットボトルが適切に処理されず海に流れ出た物。自然分解されにくく、細かくなった物を魚が誤って食べ、その魚を人間が食べて健康を害する恐れがあることや海洋汚染につながっている。

 同会は、会員が愛読する雑誌「婦人之友」やメディアで取り上げられたことから2018年以降、海洋プラスチックごみに関心を持ち、各会員はこのごみを増やさないように活動。台所のスポンジをセルロース素材の物に変えたり、食器の洗い布に綿や絹で編んだ物を使ったり、工夫を凝らす人もいる。

 今年は5月から月1回、市元町の西町下水処理センター裏の海岸でプラスチックごみを拾う活動を続けている。

 8月29日は、会員6人が参加。ペットボトルや発泡スチロールなどを30リットルごみ袋で15袋分集めたほか、漁業用の浮きを2個回収した。

 同会の竹内二美生活部リーダーは「プラスチックを急にゼロにするのは難しいですが、買い物の時に天然由来の製品を選ぶなど、身近な生活の中で取り組めることはあります」と話し、「9月も海岸清掃を予定しており、会員以外でも関心のある人は歓迎します」と参加を呼び掛けた。

 同会では、10月27日午前10時から市弥生町の苫小牧友の家で「みんなの暮らし講習会」を開き、海洋プラスチックごみの危険性について学んだことを発表し、周知に努めるという。

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