澄んだ夜空を鮮やかに 花火で復興応援

澄んだ夜空を鮮やかに 花火で復興応援
復興を祈願して打ち上げられた花火 =4日午後7時ごろ、本郷地区

 2018年9月6日に発生した胆振東部地震から丸4年を前に4日夜、震災の被害が大きかった厚真町で、復興を応援する花火が打ち上げられ、町民に癒やしを届けた。

 毎年夏に札幌市内で「真駒内花火大会」を開催している実行委員会の有志らが、震災で犠牲になった町民の鎮魂と復興の後押しを目的に実施した。

 20年に初めて上厚真地区で実施してから3年連続となる。今年は町も後援し、午後7時ごろから約15分間、本郷地区から打ち上げられた。

 町民は新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を踏まえ、それぞれ距離を保って見学。澄んだ厚真の夜空を鮮やかに彩る花火に心を和ませた。

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