苫小牧市は、ウトナイ地区に大型公園の「勇の原公園」を整備する方針だ。岩倉博文市長が市政基本方針の中で改めて表明した。障害の有無に関係なく、誰もが一緒に遊べる遊具の設置も検討する。工事時期は未定だが、地域の町内会から意見を聞く場を設け、早期開設を目指す。
市緑地公園課によると、勇の原公園はウトナイ北1の2の市有地に設置を予定し、広さは3・9ヘクタールと大型。拓勇公園や日の出公園と同じ地区公園の位置付けで、整備されれば市内10カ所目となる。
市は周辺住民の増加から、2021年6月の市議会で整備が必要との判断を明らかにした。岩倉市長はさらに2日の市議会で、障害の有無にかかわらず一緒になって遊べるインクルーシブ(包摂的)遊具の設置も検討し、「誰もが遊べる公園づくりに取り組む」と述べた。
同遊具は近年、東京都豊島区や神奈川県平塚市、佐賀県神埼市など公園に設置する自治体が相次いでいる。苫小牧市の工事時期や遊具選定の検討はこれからで、地区公園の場合、数年かかったケースも過去にあるという。同課は「地域の方に喜ばれるよう、町内会と意見交換する場をできるだけ早く設けたい」としている。
岩倉市長はまた「『ボール遊びができる公園』など分かりやすい周知に努める」とも基本方針で述べ、安心で利用しやすい公園づくりに力を入れる姿勢を示した。
















