日本、過去最高の5位―世界選手権トップディビジョン〔女子アイスホッケー〕

初の5位となった日本=写真 ©JIHF―PHOTO.Nagayama

 世界選手権トップディビジョン最終日は4日、デンマークで決勝などが行われた。5位決定戦に臨んだ日本は、ゲームウイニングショットの末1―0でフィンランドに劇的勝利。前回大会の6位を上回る過去最高の5位に入った。優勝はカナダ、2位は米国となった。

 5位戦の日本はGK増原(道路建設ペリグリン)が奮闘。延長戦まで計61本(日本は16本)ものシュートを浴びながらも無失点で切り抜ける好セーブを連発した。ゲームウイニングショットではフィンランドに先行されたが、3人目のFW床(Link o PinkHC=スウェーデン=)、4人目の小山(SEIBUプリンセスラビッツ)が立て続けに決め逆転した。

 最新の世界ランキングは日本が7位。3位となったチェコが7位から6位に順位を上げた。5位までの変動はなし。

 ▽5位決定戦
日  本1―0フィンランド
 ▽得点者【日】小山▽GK【日】増原
 ▽決勝
カ ナ ダ2―1米  国
 ▽3位決定戦
チ ェ コ4―2ス イ ス
 ▽最終順位 (1)カナダ(2)米国(3)チェコ(4)スイス(5)日本(6)フィンランド
3日
 ▽順位決定戦
日  本5―4スウェーデン
 ▽得点者【日】床(人里、永野元)永野元(伊藤、人里)伊藤(床、人里)床(志賀紅)小山(山下)▽GK【日】増原
フィンランド3―2ハンガリー
 ▽準決勝
米  国10―1チ ェ コ
カ ナ ダ8―1ス イ ス

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