男女混合・泉野VCが優勝―道小学生大会苫小牧地区予選会〔バレーボール〕

決勝〔泉野―緑〕得点を決めて喜ぶ泉野の選手たち=4日、泉野小体育館

 北海道小学生大会苫小牧地区予選会(第42回道新カップ)は4日、苫小牧泉野小学校体育館で男女混合の部トーナメントが行われた。泉野VCと緑小同好会が決勝で対戦し2―0で泉野に軍配。3位決定戦では拓勇BRAVEが2―1で早来アクティブに競り勝った。

 苫小牧小学生バレーボール連盟主催の一戦には東胆振の4チームが出場した。会場入場時の手指消毒、マスク着用、声援の禁止など新型コロナウイルス感染対策を徹底し行われた。出場全チームが11月5、6両日に市内開催される道南大会に進出する。
 ▽決勝
泉野VC2―0緑小同好会
 ▽3位決定戦
拓勇BRAVE2―1早来アクティブ
 ▽1回戦
泉野VC2―0早来アクティブ
緑小同好会2―0拓勇BRAVE

―泉野、磨き抜いたサーブ光る
 泉野が磨き抜いたサーブ力を発揮し頂点の座をつかんだ。滝監督は「一番練習時間を割いているところ。特にフローターサーブは良かった」と語った。
 7月の南大会準優勝チームは、やはり地力が違った。決勝はアタッカーを務める長身の関口(日新6年)、フローターやジャンプサーブも打てる村上(澄川6年)らがサーブから連続得点。2セットで奪われたポイントはわずか11と相手に付け入る隙を与えなかった。
 主力の半分が4年生以下とあって、ラリー戦になる前に勝負を決めたい。「もっとサーブでコースを突いていく必要がある」と滝監督。今月中旬に参加する全道級の深川カップで経験値を上げるため、見据える道南大会へさらなるレベルアップを図る。
 須藤主将(北星6年)は「気持ちの面で弱気になり自滅することがまだ多い。内容をもっと良くして、まずは深川カップでも優勝したい」と語った。

―緑小、健闘の2位 「できること諦めず」
 7月の連盟杯でストレート負けした拓勇を下すなど、2位と健闘した緑小。小田監督は「新型コロナで思うように練習ができない中、よく頑張ってくれた」と選手たちのプレーに目を細めた。
 アタッカーの橋本主将(豊川6年)にうまくボールが回り始めると、一気に流れを引き寄せられるのが強み。5年生以下の下級生にも長身者やレシーブ巧者など、伸びしろのある選手が多い。
 道南大会では他地区の上位と当たる可能性が高いが小田監督は「自分たちのできることを諦めずにやり切ってほしい」と期待した。

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