苫小牧市議会は、各会派(無所属を含む)に交付される政務活動費(政活費)の2021年度収支報告をまとめた。交付総額は840万円で、支出総額は260万5400円。執行率は31・01%だった。前年度に比べ20ポイント増加し、21年度から導入したタブレット端末用の機器や書籍の購入、他県への視察、ホームページの更新などに支出された。
執行率を会派別に見ると、最高は58%の会派市民、次に改革フォーラムが45・25%。続いて最大会派の新緑が42・71%、共産党市議団22・4%、民主クラブ16・62%、公明党議員団14・27%の順だった。無所属の触沢高秀氏は8%だった。
科目ごとに見ると、調査研究費は新緑の44万30円が最多。今年3月に熊本県合志市と熊本市で視察を行った。新緑は「合志市で土地区画整理事業の説明を受け、苫小牧のまちづくりで参考になる部分が多かった」とし「熊本市では全国都市緑化フェアの関連展示を見て、6月の同北海道フェアで苫小牧会場の実行委員会に提案できることがあった」と説明。同1月にも岡山、高松両市を視察する予定だったが、道にまん延防止等重点措置が適用されたため中止した。
広報費は、改革フォーラムの36万8742円が最多。会派の市政レポート印刷代に支出した。広聴費は会派市民が4万6520円を計上し、着払い用のはがき印刷と切手を購入した。
資料作成費は全会派で支出があった。タブレット賃借料の政活費負担分やタブレット用ペン、キーボード、事務用品、書籍の購入が目立った。
政活費は、議員報酬とは別に市政に関する調査研究や広報活動などの必要経費の一部として会派に交付されている。苫小牧市は会派所属の議員数に月額2万5000円を掛けた額を交付する。すべての使途は領収書を含め、市議会のホームページで公開している。
















