苫小牧緑陵中学校(菅林秀樹校長、273人)はこのほど、市中学生広島派遣事業(8月1~3日)の報告会を校内で開いた。戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代に伝える同事業に参加した2年生の片野梨花さん(13)が、現地での体験や思いをオンラインで全校生徒に向けて発表した。
片野さんは広島で被ばくした語り部から聞いた話や、広島平和記念資料館・本川小学校平和資料館で見聞きした終戦直後のまちの様子について伝えた。
原爆が投下された時に9歳だった語り部の男性からは、病院に向かう途中に経験したことのない熱い光にさらされ、不気味なきのこ雲を目撃した話や、電車に乗ろうとすると皮膚が焼けただれた人が下車してきた話を聞いたことを紹介。「戦争の恐ろしさを実感した。当たり前の生活があることに感謝し、命の尊さや大切さを忘れてはならない」と力強く訴えた。
発表を聞いた生徒たちは、一人ひとり平和への希望や決意を付箋につづり、ハートの形になるように模造紙に貼り付けて「平和の灯」を作成。片野さんは「戦争は絶対にあってはならないし、二度と起こしてはいけない」と話していた。
















