ビザなし交流破棄のロシア 北方領土墓参に「影響せず」

ビザなし交流破棄のロシア 北方領土墓参に「影響せず」
国後島の日本人墓地で、先祖の墓に手を合わせる北方四島ビザなし交流訪問団の元島民男性=2017年5月19日

 ロシア外務省は7日、北方領土の「ビザなし交流」などについて、日本側に合意の破棄を通知したと発表した。一方、元島民らによる北方領土への墓参に関しては「実施に影響しない」としており、枠組みは維持される見通しだ。

 ロシア政府は5日、ビザなし交流などに関する1991年と99年の日本との合意を一方的に破棄する政令を発表。ただ、北方領土訪問の枠組みの一つである墓参について、政令は触れていなかった。

 北方領土への墓参は、人道的見地から日本が当時のソ連に強く求め、64年に初めて実現。中断を経て86年に再開した。プーチン政権は、ウクライナ侵攻をめぐり欧米と協調して対ロシア制裁を科す日本への反発を強めており、合意破棄は対抗措置とみられている。

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