若者の居場所づくりへ 市社協、14日から「コミュニティカフェ」 不登校や生活困窮者向け

若者の居場所づくりへ
市社協、14日から「コミュニティカフェ」 不登校や生活困窮者向け

 苫小牧市社会福祉協議会(渡辺敏明会長)は今月、不登校や就労に悩む若者、引きこもり、生活困窮状態の若者などを対象とした居場所づくり事業をスタートさせる。営業時間外の飲食店を活用した初の試みで、さまざまな困難を抱える若い世代の社会的な孤立を防ぎたい考え。初回は14日午後2時~8時、市内大町1の飲食店「SIGERSUGER CAFE(シガーシュガーカフェ)」で行う。

 居場所の名称は「コミュニティカフェ~igocoti(いごこち)~」。市社協地域福祉課に配置されているコミュニティケースワーカー(CSW)を中心とした取り組みで、国の生活困窮者支援フードバンク等活動支援事業を活用する。

 基本的に特別なプログラムは用意せず、ボードゲームなどで交流したり、一人で静かに読書や制作活動に励んだりと集まった人に自由に過ごしてもらう。会場にはCSWをはじめとする市社協の職員が常駐。学習支援や相談対応、仲間づくりの後押しも行う。

 メークやネイルイラスト、ゲーム、ダンス、コスプレなど若い世代に人気の趣味に関するイベント開催も構想中。イベントを通じて参加者が得意なことを発見し、将来の職業選択に役立ててもらいたい考えだ。生きづらさを感じている若年層への理解、支援の輪を地域に広げるため、講演会や研修会などの啓発にも力を入れる。

 市社協は8月、不登校の当事者や家族を対象とした茶話会事業をスタート。進路や人間関係、生活困窮などに悩む若年層への支援を推進している。市社協地域福祉課の千寺丸洋課長は「協力してくれる飲食店はおしゃれで居心地のいい空間。安心して自分自身と向き合う時間を過ごしてもらいたい」と話す。

 対象は中学生以上。入退場自由。申し込みは不要で希望者は直接会場へ。

 問い合わせは市社協地域福祉課 電話0144(32)7111。

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