安全管理徹底など国に要請 来月日米共同訓練へ道と11市町の首長

安全管理徹底など国に要請
来月日米共同訓練へ道と11市町の首長
石倉北海道防衛局長に要請書を手渡す浦本副知事(右から2人目)

 10月1日から14日まで、矢臼別演習場(根室管内別海町)など道内5カ所で予定される陸上自衛隊と米国海兵隊の日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン22」について、道と演習場等所在の11市町が12日、北海道防衛局に安全管理の徹底などを要請した。

 道の浦本元人副知事と、札幌市の町田隆敏副市長ら演習場所在6市町の首長が石倉三良防衛局長に要請書を手渡した。要請書は鈴木直道知事と札幌市、帯広市、富良野市、上川管内上富良野町、同中富良野町、新ひだか町、十勝管内鹿追町、釧路管内厚岸町、同浜中町、同標茶町、根室管内別海町の11市町の首長の連名。

 要請では、訓練の実施に当たって国による十分な説明のほか、安全管理の徹底、移動や訓練中の事故防止と規律の維持、新型コロナウイルス感染症防止対策徹底に万全を期し、地域の実情に留意して生活に不安や支障を与えないよう最大限の配慮を求めた。

 陸上幕僚監部によると、共同訓練は米軍が沖縄県駐留の第12海兵連隊など1400人、日本は陸上自衛隊第2師団(旭川市)を中心に2100人が参加。米海兵隊のオスプレイMV22も6機程度参加するという。訓練期間中は札幌飛行場(陸上自衛隊丘珠飛行場)、十勝飛行場に駐機。訓練期間の訓練時間は午前7時から午後10時まで。農家の搾乳作業の午前5時から同8時30分、午後4時30分から午後7時は飛行はしない。

 浦本副知事は、事故が相次ぐ米空軍のオスプレイ全機が8月に一時地上待機となった経緯や運用状況について「十分な安全性を確保している」と説明を受けたという。

 出席者から訓練中止の要請はない。ただ、オスプレイが初飛来する札幌市は丘珠空港が市街地に隣接するため、安全管理の徹底と飛行ルートの迅速な情報提供、上富良野町は酪農への影響の考慮と騒音測定を求めた。これに対し石倉防衛局長は「国の責任において可能な限り適切に対応する」「騒音測定を実施する」とした。

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