苫小牧市東開町2に12月にオープンする市東開文化交流サロンの施設概要が固まった。市の公共施設としては初めて住民と協働で運営する共生型地域福祉拠点となる。施設の説明と活用方法を考える地域懇談会を18日から全3回、東開町内会総合福祉会館で予定している。
同サロンは新千歳空港の24時間運用拡大に伴う地域振興対策の一環として、同福祉会館横に整備。木造平屋建て、延べ床面積約1174平方メートル。ラウンジ、多目的ホール、調理台付きパブリックスペースのほか、2万冊超の蔵書を置く図書スペースや絵本ホール、カフェを設置する。
大きな特長は、高齢者や障害者、子ども、引きこもりの人、生活困窮者、家族を介護している人―など、さまざまな人の悩みや課題に対し、あらゆる立場の人が協力して地域ぐるみで解決策を探る拠点とする点。市内の共同事業体「Social Library Platform(ソーシャル・ライブラリー・プラットフォーム)東開町」が指定管理者として運営し、コーディネーターや見守り支援などの専門スタッフが、相談対応や他機関との連携を図る。
「ソーシャル―」は当別町で福祉事業を手掛ける社会福祉法人ゆうゆうと、市立中央図書館の指定管理者図書館流通センターで構成。両者がこれまでに培ったノウハウを結集し、▽図書を接点とした交流の場づくり▽地元産食材を活用したカフェの運営▽障害者などの芸術作品の展示や体験会▽地域福祉に関する講座開催―などを計画する。図書スペースやカフェは障害者の就労支援の場としても活用する。図書館機能と福祉の融合を狙った施設は全国的にも珍しいという。
地域懇談会は(1)今月18日(2)10月6日(3)10月15日の3回を予定。時間はいずれも午後1時~3時半。(1)は交流(2)は図書(3)は子ども―をテーマに全国から専門家を講師に迎える。担当者は「みんなで支え合い、多様な生き方が認められる地域にするため、多くの市民に活用してもらいたい。関心のある人はぜひ懇談会に参加して」と呼び掛けている。
参加は無料で、事前申し込みが必要。会場のほか、オンライン参加も可能。申し込み、問い合わせは社会福祉法人ゆうゆう 携帯電話070(7426)4452。
















