苫小牧の街移り変わり学ぶ  明治・大正・昭和期古地図使いながら 郷文研前会長の山本さん講師に

苫小牧の街移り変わり学ぶ  明治・大正・昭和期古地図使いながら 
郷文研前会長の山本さん講師に
街の歴史について語る山本さん(右)

 苫小牧郷土文化研究会(斎野伊知郎会長)は18日、前会長の山本融定さん(84)を講師に迎え、苫小牧市美術博物館で「苫小牧の街の移り変わり」と題した講演会を開いた。

 第38回市民公開講座の位置付けで、43人が聴講。山本さんは明治、大正、昭和時代を経て街の中心部が移っていく様子を1930年代の地図も使いながら解説した。

 21~51年、苫小牧町役場は現在の市教育・福祉センター(本幸町)付近にあり、浜町には57年ごろまで遊郭があったことも紹介。「当時は平屋が多い中、(遊郭内の店舗は)どこも2階建てで立派だった」と述べた。

 その上で、遊郭について「何人かから聴き取り、当時経営していた人にも会ったが、人権も絡むことであまり踏み込んだ話は聞けなかった」と振り返った。

 聴講した市内春日町の佐藤貞夫さん(81)は「苫小牧に仕事の関係で移り住み、約50年になるが知らなかった話が多く、勉強になった」と話した。

 次回の公開講座は白老町在住のアイヌ文化伝承者・宇梶静江さんを講師に迎え、来年2月26日に開催予定。

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