道は20日、7月1日時点の2022年度基準地価調査の結果を発表した。住宅地の道内平均価格(1平方メートル当たり)は前年度比1・8%プラスの2万2000円で2年連続で上昇。商業地は同0・8%増の9万7300円で3年ぶりに上昇した。北海道新幹線の札幌延伸に伴う再開発などで札幌市の地価上昇が続く影響から、住宅地は札幌市と周辺の石狩管内全市、帯広市などで上昇。商業地は札幌市と石狩管内の全市で上昇幅が拡大したほか、苫小牧市は26年ぶりで上昇に転じた。
調査地点は住宅地728地点、商業地258地点、工業地15地点、林地18地点の計1019地点で道内全市町村が対象。
札幌市は、堅調なマンション需要などで住宅地、商業地とも10年連続の上昇。帯広市は住宅地が7年連続、商業地は4年連続で上昇した。小樽市は住宅地が札幌に隣接する地域や中心部で需要が増えて25年ぶりに上昇に転じ、商業地は下落幅が縮小した。
住宅地の上昇率1位は、建設中の北海道ボールパーク(BP)近くの北広島市共栄町4の8の23。前年度から10ポイント上昇し29・2%、価格は3万8500円だった。同市は昨年に続きベスト3を占めた。札幌の地価上昇の波及効果やBP開業に伴う雇用や定住人口、交流人口の増加が見込まれる中、宅地需要の高まりが継続していることが要因。全国の住宅地上昇率の上位1~10位を石狩管内の北広島(3地点)と江別(同)、恵庭(同)、石狩(1地点)の4市で占めた。
商業地の上昇率も北広島市が全国トップ。同市美沢1の1の3外が25・0%プラスで価格は5万5000円。北広島、恵庭、江別、千歳、石狩の5市の9地点が全国ベスト10入りした。
道内の商業地で最も地価が高かったのは札幌市中央区北3条西2の1の13で430万円。7・5%上昇し38年連続で全道1位。住宅地は札幌市中央区宮ヶ丘2の1の20で5・3%上昇し35万5000円、34年連続で全道1位だった。





















