創業からの歴史紹介 出光道製油所 見学ギャラリー新設

創業からの歴史紹介 出光道製油所 見学ギャラリー新設
モニターや年表が並ぶ見物ギャラリー

 苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(山岸孝司所長)は、本館1階ロビーに「見学ギャラリー」を新設した。同社と同製油所の歴史をまとめた年表の大型パネルを展示し、2003年のタンク火災を教訓にすべく特設コーナーも。同製油所は「訪れた人が理解を深めてくれたら」と期待している。

 同製油所はこれまで本館3階に、パネルや模型などを並べた見学コーナーを設けていたが、地元の町内会や小学生などを受け入れる機会も多いため、1階ロビー100平方メートル以上を本格的な「見物ギャラリー」に改めた。動画などを流すモニター画面を5台用意し、石油製品などを瓶詰めして並べるなど、訪れた人が楽しみながら製油所について学べる趣向だ。

 安全操業に対する理解を深めてもらう狙いで、同社の歴史、製油所の機能や役割、脱炭素社会の到来にも総合エネルギー業として揺るがずに苫小牧地域に根差していく姿勢などを伝えている。同製油所は「玄関はバリアフリー対応のスロープもあり、足の不自由な方でも気軽に来てもらえる」と強調する。

 年表の大型パネル3枚を新たに作成。高さはいずれも約2・5メートルで、幅は2枚が約6メートル、1枚が約5メートルと巨大。出光佐三による1911年の出光商会創業から振り返り、パネル1枚は同製油所の歴史に特化。73年の竣工(しゅんこう)式の際、佐三が来苫した際の写真など、貴重な資料も多く活用している。

 また、十勝沖地震を引き金に、03年9月に発生したタンク火災の資料をまとめたコーナーも。火災を報じた当時のテレビニュースなどを約12分間の映像にまとめて上映しているほか、実際に燃えたタンクの銘板、タンクの模型などを並べた。当時を知らない新入社員の研修にも活用している。

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