苫小牧市内の中学校が、学校祭シーズンを迎えている。9日の青翔中学校を皮切りに、ウトナイ中と山なみ分校を除く14校が今月中に実施予定。生徒たちは、練習を重ねてきた踊りや器楽演奏、合唱などを力いっぱい保護者らの前で披露している。
凌雲中学校(前田辰夫校長、232人)は、伝統のよさこいをグラウンドで披露。5月の体育祭での踊りを学年ごとに一部アレンジし、磨きの掛かったパフォーマンスを見せた。3年の寺谷仁翔(じんと)さん(15)は「練習の成果を発揮できた。掛け声からみんなの思いや頑張りが伝わってきた」と充実した表情で語った。
校内展示は、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)での体験学習を基にアイヌ民族をモチーフに作ったモザイク画や、春夏秋冬をイメージした切り絵などが注目を集めていた。
東中学校(五十嵐昭広校長、270人)は、コロナ禍で見合わせていた合唱を3年ぶりに復活させた。1年生のクラスから順番に全校生徒の前で発表。振り付けを取り入れるなど演出にこだわるクラスもあった。五十嵐校長は「今年は一人一人が楽しく伸びやかに歌えるよう、順位付けをあえてやめた」と話す。
吹奏楽部は人気ドラマ「今日から俺は!!!」の楽曲などを演奏。教員たちがツッパリや女子生徒のコスプレでサプライズ登場し、演奏に合わせて踊ると、会場からは大喝采の拍手が起きた。3年の大澤侑羽(ゆう)さん(14)は「合唱を中学校生活の中で経験できてよかった。先生たちも一緒に盛り上げてくれ、良い思い出になった」と笑顔を見せた。
生徒数381人と大規模なウトナイ中学校は10月31日と11月2、4日の3日間、山なみ分校は12月10日に実施予定だ。



















