創立70周年 多彩な記念事業計画 苫小牧市社会福祉協議会 写真展の応募は30日まで

創立70周年 多彩な記念事業計画
苫小牧市社会福祉協議会 写真展の応募は30日まで
70周年記念事業をPRする市社協担当者

 苫小牧市社会福祉協議会(渡辺敏明会長)は今年、創立70周年を迎えた。戦後の混乱の中、市民生活の安定を図るため1952年に創立。時代の変化に合わせて地域や行政など関係機関と協働し、福祉のまちづくりに取り組んできた。市社協は「福祉の力〝彩〟発見」と題し、さまざまな記念事業を計画している。

 その一つ「笑顔の”彩”発見フォトコンテスト」は(1)苫小牧(2)笑顔(スマイル)(3)彩(カラフル)―の三つのテーマで、風景や人物、地域活動などを収めた写真を募集する。応募の締め切りは30日。優秀作品を表彰するほか、11月から12月にかけて市民活動センターで展示する。

 記念事業はこのほか、10年後に実現させたいまちの姿を思い描き、職員らが語り合う「ライブドローイング」や、市社協事業に貢献した人への表彰式などを11月に企画。うちわや封筒、看板、赤い羽根共同募金寄付金付きピンバッジなど、周年記念グッズも制作した。

 市社協は終戦後、苫小牧でも戦災者や引き揚げ者、戦争孤児などへの生活援護が急務となり、市や市民生事業助成会などを中心に52年2月に設立。青少年や女性の福祉増進、共同募金運動への協力、生活困窮者の相談支援などの事業をスタートさせた。

 68年には社会福祉法人格を取得。70年代にはひとり親や高齢者、障害者など社会的弱者に対する公的な支援が加速したことから、市社協もニーズ把握や実態調査、相談対応に努めた。

 近年では、独居高齢者の増加や地域社会の希薄化、生活上の困り事の多様化などを背景に、地域ニーズの掘り起こしと住民主体のきめ細かな支援を強化。奉仕活動の内容を限定する「だけボラ」や、高齢者の通院を手助けする送迎ボランティア、急に入院した人のペットの世話を手伝う犬猫ボランティア、不登校などに悩む若者の居場所づくり―など、独自の取り組みにも乗り出している。

 市社協担当者は「70周年を機に、改めて市民の皆さんに市社協を知ってほしい。コロナ禍で多くの市民の人に集まってもらう形は見合わせたが、記念事業を通じて存在を身近に感じてもらえれば」と話している。

 フォトコンテストの応募方法など、問い合わせは市社協 電話0144(32)7111。

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