道は29日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、8月10日から全道域に発出していた「BA.5対策強化宣言」を予定通り30日で終了することを決めた。新規感染者数、病床使用率とも宣言前の水準を下回る状況になったため。10月1日からは全道の確保病床数も現行の「フェーズ3」(2258床)から「2」(1764床)に引き下げる。日別の新規感染者数は2000人を超えて依然として高水準にあるため、10月以降も道民や事業者に基本的な感染防止行動の実践を呼び掛ける。
全道の28日現在の新規感染者数は人口10万人当たり361・5人で、直近の最多だった8月24日から約6割減少。病床使用率も21・7%(29日時点)と感染拡大「第7波」のピークだった8月16日の42・1%からほぼ半減した。宣言は当初、8月末を期限としていたが、病床使用率が40%台と高止まりが続いていたため、9月末まで延長していた。
宣言終了後の10月1日以降は、感染レベルの一層の引き下げを狙いに「全数届け出の見直しに対応した取り組み」を推進する。▽自宅療養者への支援と保健・医療提供体制の強化▽ワクチン接種体制の整備▽基本的な感染防止行動(三つの行動)の実践▽感染対策の徹底と社会経済活動の両立―の4本を柱に、道民と事業者に協力を求める。
道のワクチン接種センターについては設置期間を12月18日まで延長し、ノババックス製ワクチンは10月8日から、オミクロン株対応ワクチンは10月29日から接種を開始する。
国が10月11日から開始すると発表した「全国旅行支援」に関しては、鈴木直道知事は「国の制度の詳細を確認しながら、道としても対応を早急に決定していく」と述べた。
また、知事は全数把握の見直しに伴い、26日から運用を開始した「陽性者健康サポートセンター」について「健康相談を24時間体制で受け付け、必要な医療につなぐ重要な役割を担う」と強調。「自宅療養中に体調が悪化した場合、ちゅうちょなく相談いただけるようセンターの利用・普及の取り組みを推進してほしい」と本部員に指示した。
















