苫小牧明野中学校(山岸弘昇校長)の2年生12人が9月25日、苫小牧市錦岡の海岸でごみ拾いを行った。海洋汚染をテーマとした演劇を学校祭で発表することを踏まえた活動で、散乱するペットボトルや漁具などを丁寧に拾い集め、環境汚染について考えた。
同校は昨年度から国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の学習に取り組んでいる。この一環で2年生は学校祭で「海の生き物を守ろう、食品ロスをなくそう」というメッセージを込めた劇の上演を決めた。
清掃は、演じる前に地元の海の状況を知り、学びを深めようと企画。市ゼロごみ推進室の職員や市のPRキャラクター環境戦隊「053(ゼロごみ)ファイブ」も協力した。
生徒たちは火ばさみを手に、空き缶、食品の包み紙、壊れた漁具などを拾った。古タイヤや洗濯籠、ウエットスーツ、金属製の棒などもあり、「何でこんなものがあるんだろう」と言いながら海岸をきれいにした。
活動後は、053ファイブを交えて校内で上映するPR動画を撮影。一人ずつ「もうポイ捨てはしない」「すごい量があったし、海外から来ているごみもあった」などの感想も発表した。
学校祭で環境問題と向き合う新聞部の生徒役を演じた上山稔栞さん(14)は「まちなかで『ポイ捨てはだめ』という看板を目にしてもどこか人ごとだったけど、きょうの活動でとても身近な問題に感じた」と話していた。
















