川戸、スポーツチャンバラ全国1位で世界へ―市長表敬 意気込み語る

川戸、スポーツチャンバラ全国1位で世界へ―市長表敬 意気込み語る
岩倉市長を訪問した川戸(右から2人目)と足立代表(右)

 苫小牧沼ノ端スポーツチャンバラクラブに所属する川戸渚(ウトナイ小6年)は、9月4日に横浜武道館=神奈川県=で行われた第47回全日本選手権大会兼世界選手権大会全日本代表選考会の楯小太刀(たてこだち)部門4~5級の部で優勝した。川戸は11月に同会場で行われる第46回世界選手権大会を前に9月27日、岩倉博文市長を訪問し「世界大会でも全力を尽くしたい」と意気込みを語った。

 川戸は30人のトーナメント戦で60センチの小太刀と盾を巧みに使いこなし栄冠をつかみ、世界の切符を手にした。初戦から得意の横面などで危なげなく勝ち進み、決勝では鮮やかに決定打を決めて勝負を物にした。

 小学1年生から友人に誘われて競技を始めて没頭。週4回の稽古に加え、格上の大学生との出稽古にも参加し力をつけてきた。足先から頭までどこを打ってもいい競技で「とても難しい。カウンターを狙って相手の隙を突いて決定打を放つことが大切」と競技の魅力を語った。

 世界大会へ「海外選手を相手に、間合いの使い方やフットワークの練習に励んで世界一を取りたい」と闘志を燃やした。指導する同クラブの足立和舟代表は「運動神経が高く、戦い方がうまい。世界を相手に良い結果を出してほしい」と期待した。

 岩倉市長は「優勝おめでとう。スポチャン精神で気合を入れて、世界大会でも頑張って」と激励した。

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