苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(72)が9月28日、市役所で記者会見し、10月15日から公開予定の「役者として生きる~無名塾第31期生の4人」をPRした。市内勇払に2月に設立した映画編集拠点「苫東映像プロジェクト」での制作の様子も語った。
「役者として生きる」は俳優仲代達矢さんと、仲代さんが設立した「無名塾」の稽古や舞台に迫ったドキュメンタリー。稲塚さんは「稽古中のぴりぴりした雰囲気や仲代さんの4人への思い入れ、愛情も感じることができる」と話した。東京を皮切りに全国30館ほどで上映され、苫小牧は11月5~18日にシネマトーラス(本町)で公開される。初日に稲塚さんの舞台あいさつを予定している。同12~18日は稲塚さんのドキュメンタリー6作品の上映も行われる。
苫東映像プロジェクトでは2作品の制作が進められており、その一つ「勇払原野の四季」は「苫東ができる前に生活していた人たちも取材し、再来年の春ごろの完成を考えている」と話した。
もう一つの「市街戦のジャズメン 作家佐藤泰志の衝撃」は、函館市出身の佐藤さん(1949~90年)が高校時代に書いた同名の小説をモチーフにした。「佐藤さんの作品に出合ったことが私の高校時代のイベントだった」と語る稲塚さんは「苫小牧東高校にも出演の依頼をしており、12月から年明けにかけて高校生のオーディションができれば」と意気込んだ。
















