苫小牧市は2日、健康に関するイベント「健考・健幸DAY2022」を市民会館で開いた。事前予約制で約100人が参加し、講演や健康測定を通して生活習慣の改善などを考えた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、人を集めての健康イベントは3年ぶり。2019年まで開催の「健康フェスタ」を刷新し、コロナ対策を徹底しながら午前・午後の2部制で開いた。
このうち午前は、とまこまい北星クリニック(苫小牧市拓勇東町)の島野雄実理事長・院長が「やせと肥満どっちが長生き?」をテーマに講演。島野さんは「脂肪は燃料で大事だが、必要以上に蓄積されると肥満」などと話した。
島野さんは、肥満が糖尿病や脂肪肝、脳梗塞、月経異常など多くの病気に関連することを指摘し、「生活習慣の中に原因がある。理性を使えば痩せられる」と説明。食事面では、▽一品ものの中止▽野菜を取る―などと具体的にアドバイスした。
一方、年齢が高くなるにつれて老衰や肺炎で亡くなる人が増えるデータを示し、「高齢になれば体力勝負」とも。痩せ過ぎも問題があると強調し、「若い頃は痩せていて、徐々に小太りになるのが長生きの秘訣(ひけつ)」とユニークに解説した。
参加者は体力や骨密度などの測定、食事バランスのチェックなどを体験。日吉町の笠井正さん(80)は血流を測り、「まあまあの結果」と一安心。「健康でいるために必要なことを知ることができてよかった」と話していた。
















