苫小牧市総合体育館などを指定管理している都市総合開発は、9月から遊びを通じた運動教室「アブロススポーツアカデミー」を同館で開講している。アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道と連携し、選手を交えて子どもたちが元気に体を動かしている。
同アカデミーは身体能力の発達が著しい年長から小学3年を対象に、運動能力や自立心の育成を目的としている。1競技の上達がメインのスポーツ教室とは異なり、さまざまな種目を組み合わせたプログラムを展開。鎌田順一館長は「昨今は子どもたちの遊び場が減少し、体力低下が問題視されている。民間として体力づくりの場を提供するべく、アカデミーの実施に至った」と話す。
6日は生徒23人とレッドイーグルス北海道のDFハリデー慈英、FW入倉大雅、柴田嗣斗が参加した。障害物走とボール遊び、宝鬼ごっこをして汗を流した。
錦岡小2年の山本丈太郎君は「選手たちの足が速くてすごかった。入倉選手に遊んでもらえてとても楽しかった」と笑み。
初参加の入倉は「子どもたちに元気をもらいつつ自分も楽しめた。地元の子どもたちのためにも頑張りたい」と話した。
同アカデミーは随時見学、申し込みを受け付けている。11月からは対象を年中からに拡大する。申し込みは定員で締め切る。詳細は同館 電話0144(34)7715。




















