造園技術を研さん 講習会に全道から48人 苫小牧

造園技術を研さん 講習会に全道から48人 苫小牧
竹垣作りなど日本庭園の技術を学んだ参加者

 造園緑化技術の継承や指導者の養成に向けた全道造園技能講習会が5~7日、苫小牧市錦西町の北星公園で行われた。北海道造園組合連合会主催で、道内各地から48人が参加。園内に整備された日本庭園様式の一角で修繕または更新する際の方法を切り口に、研さんを積む機会となった。

 同講習会は毎年開催しているが、新型コロナウイルスの影響で今回は3年ぶり。苫小牧では2013年以来4回目で、胆振地区造園技能士会が共催した。

 会場となったのは、公園内の水路脇にあるサクラやモミジを生かした日本庭園様式のエリア。竹垣や飛び石をはじめ大小の石を敷き詰めた「延段(のべだん)」や茶庭に配置される「つくばい」など点景物を確認し、修繕または更新する内容を参加者同士で意見交換しながら決めた。

 3日間の作業では、プラスチックで竹を模した「竹垣」の傷みを補修。土に埋まった飛び石を掘り返して磨き、砂利も敷き直した。重機を活用する場面もあった。

 市内桜木町の三浦造園で働く林雅彦さん(38)は「造園の基礎的な技術を守りながら各社で個性があり、たくさん刺激を受けた」と参加を喜んだ。道造園組合連合会の土井茂人理事長は「連合会は来年で創立50周年を迎える。日本庭園を手掛ける技術者が減っており、教え合う機会を大事にしていきたい」と力を込めた。

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