第55回カワイピアノコンクール全国大会の連弾部門で、苫小牧市光洋町の楠雅子ピアノ教室に通うペア2組が銀賞と銅賞を受賞した。連弾部門で同教室から2組同時に出場し、受賞するのは初の快挙で、4人は喜びをかみしめている。
高校1年生以下のAコースで銀賞に輝いたのは、白老中3年の前田想さん(14)と札幌藤女子中3年の大西花歩さん(14)。小学6年生以下のBコース(予選は2月)で銅賞を受賞したのは、苫小牧啓北中1年の鯉渕栞朱さん(12)と苫小牧明倫中1年の長松海世さん(13)。
昨年4月からペアを組んでいる前田さんと大西さんは息の合った演奏を披露。前田さんは「予選、本選、全国すべて曲が違った」と苦労を語りながらも「初めて出場して初めて賞を取れてうれしかった」と笑顔で話した。大西さんは「金賞を取れる自信があったのに」と悔しそうな表情を浮かべたが、「次回は連弾相手の音をもっと聞けるように頑張りたい」と再挑戦を誓った。
鯉渕さんと長松さんはペアを組んで3年。鯉渕さんはブラームス作曲のハンガリー舞曲第1番について「1年以上練習してきた曲でコンクールで弾けてよかった。表彰式でクリスタルをもらえてうれしかった」と振り返る。長松さんは「数少ない入賞者の1人に選んでもらってうれしい。連弾は2人で合わせなければならないので難しいが、その分楽しい」と話した。
指導した楠さんは「他のコンクールと日程が近かったので両立が大変だったと思う」と生徒の頑張りをたたえた。
同大会は1968年にスタートした伝統あるコンクール。今年2月に道内5地区の予選会、4月に道地区本選会、8月に浜松市で全国大会が行われ、Aコースに10組、Bコースに11組が出場した。
















