北海道教育委員会は13日までに、2023年度公立学校教員採用候補者の登録状況を発表した。小・中・高校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭を合わせた道分(札幌市を除く)の登録者総数は前年度比208人増の1300人で、中学校を除き前年度を上回った。道教委は深刻な教員不足から選考検査の改善に取り組んでおり、「受検者の減少幅が抑えられた」と話している。
小学校の登録者は前年度比51人増の479人、中学校は同39人減の254人、高校は同87人増の227人となった。特別支援学校は125人、養護教諭は181人、栄養教諭は34人。
選考検査は6月19日に第1次、8月5~7日に第2次を実施し、受検総数は同218人減の2708人だった。全体の受検倍率は2・1倍。小学校が1・3倍、中学校3・3倍、高校2・9倍、特別支援学校1・6倍、養護教諭1・7倍、栄養教諭1・9倍で、中学校を除き前年度を下回った。
道教委は、毎年の教職員定員を退職者や再任用教員、学級数の増減などを総合的に勘案し決めている。今年は他府県との重複を避けて検査日程を前倒し。第1次検査で道外の受検地を2会場に拡大したほか、小学校と特別養護学校(小学部)で実技検査をなくし負担軽減を図った。「道外受検者も全体の3割弱ほどになり、一定の効果はあった」とし、今後も選考検査の改善を図る。
13日の教育委員会議で報告し、特別選考で小学校に陸上競技1人、中学校にスピードスケート1人、高校にレスリングとスピードスケート各1人の経験者を採用したことも明らかにした。
















