初日は2倍の82匹 千歳 支笏湖 ヒメマス親魚捕獲始まる

初日は2倍の82匹
千歳 支笏湖 ヒメマス親魚捕獲始まる
築港に仕掛けた網で捕獲したヒメマスの親魚=14日午前9時10分ごろ、支笏湖

 支笏湖漁業協同組合(福士國治代表理事組合長)は14日、同湖岸で今季のヒメマス(チップ)の親魚の捕獲を始めた。ふ化、増殖事業の一環で、初日の水揚げは前年の2倍の82匹。漁協関係者は「このまま順調に推移してほしい」と期待を込めた。

 千歳市支笏湖温泉のヒメマスふ化場で近くのシリセツナイ川の水を使い、稚魚を育て、湖に放流している同組合。親魚捕獲は生まれた川に戻る習性を生かし、河口近くの築港に仕掛けた定置網で行われている。

 この日、漁協と同市の職員はたも網で親魚をすくい、蓄養池に移した上、雌と雄に分類。放流年で異なるひれの状態も確認していた。

 同漁協によると、今年は体長30センチ前後の4年魚が中心ながら、45センチ近くの5年魚の姿もみられた。

 今年の同湖での漁獲は約2万5000匹で、不漁だった昨年の約3万匹を約5000匹下回っており、関係者は来年に期待。親魚の捕獲に立ち合った福士組合長は「初日は魚体の良い親魚が多かったので、元気な卵を産んでほしい」と話していた。

 捕獲作業は11月末までの予定で、成熟度合いを見ながら、採卵と人工授精に着手する。

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