見学旅行 今月ピーク 苫小牧の高校2年 被爆地訪問前に平和学習

見学旅行 今月ピーク
苫小牧の高校2年 被爆地訪問前に平和学習
広島訪問を前に現地の平和関連施設について説明を受ける苫小牧南高の生徒たち

 苫小牧市内の高校2年が秋の見学旅行シーズンを迎えた。昨年は新型コロナウイルスの影響で、延期を余儀なくされた学校もあったが、今年は公立・私立高校、専修学校8校中7校がスケジュール通り実施し、うち5校は今月出発する見通し。広島や長崎を回る高校では、事前の平和学習が行われている。

 南高校(髙橋昭仁校長)は18~21日の3泊4日で広島、兵庫、大阪、京都、奈良を訪れる。初日は原爆ドームや広島平和記念資料館を見学。現地で平和宣言をするほか、献花や事前に作成した千羽鶴の寄贈も予定している。

 13日は事前の平和学習を実施。2年生の副主任から広島で訪れる施設について説明を受けた後、原爆投下を受けた広島の町の様子や被ばく体験者が語る映像を視聴した。

 白崎泰輝さん(17)は「(戦争の)経験を次世代に継承していく必要性を感じる。見学旅行では当時、どんなことがあったのかを実際に見聞きしたい」と気を引き締めていた。

 西高校(新山雄士校長)は31~11月3日の3泊4日で、長崎や関西圏を回る。今月4日には北海道被爆者協会から講師を迎え、被爆の体験談に耳を傾けた。石丸海優さん(17)は、「今ある平和な生活をどのようにつくり上げてきたのか、過程をしっかりと学びたい」と述べた。

 各校は引き続き、生徒たちに旅行中のマスク着用や黙食など感染対策の徹底を求める。

 12~15日に長崎や大阪、京都を訪れる東高校(南俊明校長)は、自主研修中に食事した場所のレシート、建物を写真で記録。宿泊部屋の人数を定員よりも少なめにし、現地での会議はインターネットを活用しているという。

 このほか、駒大苫小牧高校と苫小牧高等商業学校は24~28日、総合経済高校、工業高校は12月に実施予定。中央高校は今月の予定を1月に延期し、道内に行き先を変更した。

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