確保病床フェーズ引き下げ 知事定例会見 17日から現行「2」を「1」へ コロナとインフル同時流行に準備 

確保病床フェーズ引き下げ 知事定例会見
17日から現行「2」を「1」へ コロナとインフル同時流行に準備 
17日から確保病床のフェーズを「2」から「1」へ引き下げると発表した鈴木知事=14日午後3時20分ごろ、道庁

 鈴木直道知事は14日、定例記者会見を開き、新型コロナウイルスの道内の感染状況を説明した。新規感染者数は前週から増加しているものの、病床使用率、重症病床使用率が減少傾向にあることを重視し、17日から確保病床のフェーズを現行の「2」(1809床)から「1」(1571床)へ引き下げると発表した。

 フェーズの引き下げは2段階に分けて実施。道央、道南、オホーツク、十勝、釧路・根室の5圏域から開始し、道北圏については「連休の影響を一時的に受けて患者が増加している。これを見極めながら、1週間後をめどに移行したい」と述べた。

 全道の14日現在の感染状況は(1)人口10万人当たりの新規感染者数は301・8人(2)病床使用率は20・2%(3)重症病床使用率はゼロ。7日時点と比較し、病床使用率は1・2ポイント、重症病床使用率は2・5ポイント減少。特に重症病床使用率は今年1月31日以来、今月11日からゼロが続いている。一方、新規感染者数は13・4%増加していることについて、知事は「3連休明けによる医療機関への受診の集中など一時的な影響があるのではないかと考えている」と指摘。「引き続き慎重にモニタリングしていく」との姿勢を示した。

 また、国は今冬の季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行で1日75万人の患者が発生する可能性を想定し、重症化リスクに応じた外来診療の流れを示した。知事は「岸田首相は同時流行を想定した準備が必要、保健医療体制のさらなる拡充を進めていくと発言した」と説明し、道としても「必要な保健医療提供体制が確保できるよう引き続き取り組んでいく」と述べた。

 ただ、取り扱いには課題もあることを強調。「例えば、どういった状況になれば同時流行なのか。また、どのように国が示した診療体制に移行していくのか、詳細が明らかになっていない」と指摘。「国の検討状況の詳細を確認した上で、道民にお知らせしていきたい」と語った。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る